毎年6月と11月に実施される溶接施工管理1級試験。
私は2021年11月に実施された試験に、口述試験を受けて合格しました。
今回はその時の流れや試験内容についてお伝えしたいと思います。
これから口述試験を受ける方は必見の内容です。
ぜひ最後まで御覧ください。
1.口述試験とは
溶接施工管理1級の口述試験とは・・・
・研修会を受講している
・評価試験の結果のみでは合否判決が難しい
を対象に実施される試験です。
口述試験を受けるか受けないかは個々の自由で、受ける場合は数週間後の指定された日に二次試験を受け、辞退する場合は次回に改めて新規受験するかの二択になります。(追加で受験費用がかかります)
私は迷わず「受ける」を選択しました。
2.口述試験までの流れ
筆記試験を受けてから、口述試験を受け、合否が届くまでの流れは以下のようなスケジュールでした。
20211年8月中旬 研修
2021年11月頭 筆記試験
2021年11月末 口述試験 案内通知が届く
2021年12月頭 口述試験
2021年12月中旬 合否発表
筆記試験を受けてから、約2~3週間後に自宅に日本溶接協会から速達で郵便が届きました。合否通知だと思っていた私は、あまりの書類の薄さに「絶対落ちた」と思いました。
しかし開けてみると入っていたのは、「溶接施工管理技術者評価試験1級 二次試験(口述試験)のご通知」という書類。
迷う時間もなく、受けることを決め、すぐに口述試験の対策を始めました。
とはいったものの、どのようなことを聞かれるのかも、どのような試験なのかも全くわからなかった私はひたすら今まで勉強してきたノートを見返すばかりでした。
3.口述試験当日
ここからは当日の様子をお伝えしていきます。
当日の様子
・受験生は約15名
(一次試験の時はものすごく人がいたのに二次試験はこんなに少ないのかと驚きました)
・試験監は2名
口述試験内容
あまり詳しい内容を載せることはできないため、ざっくりとお伝えします。
・仕事内容
・実務について
・溶接について
・試験内容の深堀
といった内容でした。
かなりのスピード感でたくさんの質問をされるので、これから試験を受けられる方は、ご自身の仕事内容や今まで勉強してきたことをスムーズに話せるように、準備しておくことをおすすめします。
4.合格発表
12月中旬。
あまりうまく受け答えが出来なかったため、次も受けないとと落ち込んでいた私のもとに一通の封筒が届きます。
今回の書類にはしっかりと「合否通知書」と書かれています。
半ば諦めながらも、少しの期待を込め、緊張しながら封を開きます。
・・・
・・・あのときの感動は今も忘れはしません。必死で勉強して本当によかった。
5.まとめ
いかがでしたか?
今回は溶接施工管理1級の口述試験についてまとめてみました。
合格率も低くかなり難しい試験ですが、内容をしっかり理解し過去問を何度も繰り返し、また試験対策としてご自身のお仕事についてもしっかり振り返りをしておくことで、必ず合格は見えてくると思います。
同じ元受験者として皆様の合格を
どなたかのお役にたてれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。